2006年5月29日(月) 海岸 旧ターミナル/
Mon. May 29th, 2006 The Seashore of Dover & Old Passenger Terminal of Dover
ドーバーの海岸 遥か向うに飛鳥IIが停泊
ドーバー旧ターミナル The Old Cruise Passenger Terminal, Dover
朝食後すぐ散歩にでる。ASUKA IIはターミナル2に停泊しているが、ターミナル1は古いレンガ作りの旧ターミナル。中々趣のある建造物。ASUKA IIの人はみなこの建物の外を回って出入りしているがもったいない。中はちょうど他の船で旅に出る人たちがチェックインしたり降りた人の荷物を運び出したりで賑やかな真っ最中だが、中を通り抜けて海岸沿いに散歩に出る。
灯台への道をそれると玉石の静かな海岸。ジョギングしていた土地の人の「おはよう」の挨拶が気持ちいい。一日中座って海を眺めていたいような海岸。のんびり歩いていると雨。近くのあずまやにかけこむ。一人の土地の男の人が黒いパーカーに身を包んで腰掛けているので挨拶して雨宿りする。朝早いのに傍らにはエールの缶がおいてある。いいなあ、朝から海を眺めながら一杯か。もの静かにいろいろたずねてくる。どこから来たのか、あの船に乗ってきたとASUKA IIを指す、次はどこへいくのか、カナダのケベックへ、大西洋を渡るのか--クィーンメリーの処女航海のこと知ってるか、知っているけれど一度は渡らないと「世界一周」にならないから・・・などなど他愛もなく話す。瞳はピーター・オトゥール、口調は柔らかいドロールのある英語。話は尽きないのだが雨も上がったので、エリーカフェバーへの近道を教えてもらう。そこが船へのシャトルバスの発着所になっている。
午後にはカンタベリーに行くのでシャトルバスで帰船。