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2008年 05月 26日

ブルーノ・タウトのこと Bruno J. F. Taut

少林山達磨寺/Syorinzan Daruma Temple
(古い、ふる~い アナログ写真ですのでご容赦下さい。Excuse my old rough analog photos.)

ブルーノ・タウトのこと  Bruno J. F. Taut_e0140365_22551361.jpg





ブルーノ・タウト デスマスク/Buruno Taut's death mask

ブルーノ・タウトのこと  Bruno J. F. Taut_e0140365_22553527.jpg









頻繁に訪問させてもらっているブログサイトの中で「ブルーノ・タウト」に関する記事を拝読した。その途端、わたしの記憶の中で相当底に積まれていたある一日が浮上してきた。

20歳のころ、ブルーノ・タウト、バーナード・リーチ、岡倉天心といった人たちが気になって仕方がない時期があった。肉親の知り合いで高崎市郷土史家のかたがタウト所縁の地の案内を申し出てくれた。

5月のある日、その人に伴われて少林山達磨寺を訪れた。長い階段を上がって、寺の慎ましやかな一間に通してもらい、大事にもたらされたタウトのデスマスクを拝見した。(掲載の古い写真がその折のもの。掲載していないが、それを抱いて共に写真におさめてもらったものも手元に残っている。)その折の感動というか、緊張というか・・・とにかくデスマスクをみるのも抱くのも生まれて初めてのことで戸惑ったのを覚えている。しかし硬質なデスマスクがなにかソフトな光に包まれて気品を放っていたことは若い私にも感じられた。

伺った慎ましやかなその場所こそが「洗心亭」であることを後で知った。

by magnifika | 2008-05-26 01:04 | 美術/Art


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